「カリタス釜石」からの感謝状

2014年6月3日

感謝のお便り

NPO法人「カリタス釜石」の新たな活動拠点となる新ベース建設のため、
長期にわたるご支援、ご協力を、本当にありがとうございました。

去る5月31日(土)には、カリタス釜石で、
晴れて新ベースの祝別式、ならびに開所式が行われ、
晴佐久神父が、皆さまから頂戴したお志をも、無事、現場にお届けし、
理事長の平賀司教様にお渡しすることができました。

どれほど喜んでいただけたかは、想像に難くありません。
晴佐久神父からも、説教のなかで感謝と喜びの報告がありましたので、
後日、お伝えできる予定です。

また、「カリタス釜石」副理事長の伊瀬聖子さんから
皆さま宛てに感謝のお便りが届きましたので、以下に掲載させていただきます。



「福音の村」の読者の皆さまへ

2014年6月3日(火)

特定非営利活動法人カリタス釜石
副理事長 伊瀬聖子

主の平和

 「福音の村」読者の皆さま、このたびは寛大なるご支援ご協力を賜り、誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。

 「感謝」という言葉・・・・、
 たった二文字のこの言葉にはとても表現しきれないいろいろな想いが含まれます。深い喜びと、心臓がドキドキするような昂揚感、疲れているのになぜか元気になる感じ、そして慰めと希望と愛。皆さまが遠くにいても被災地を、この釜石を決して忘れることなく、むしろ近くにいてくださる連帯の証しを目の当たりにして、正直なところ驚いています。
 この「奇跡のような出来事」の前で、ただひたすら神様を賛美しております。

 思い起こしますと昨年12月、いつものように晴佐久神父様が被災地・釜石を励ましに立ち寄ってくださった際、新ベース建築の話題になりました。全国の皆さまから寄せられた貴重な寄付によって実現した計画でしたが、あまりにもギリギリの予算編成となっていることに、晴佐久神父様は気付かれたようです。
 予算を聞いてすぐに、「じゃあ、僕がみんなに呼び掛けて500万円集めるよ」とおっしゃいました。私は内心、4年目のこの期に及んで大丈夫だろうか・・・と思いながらも、晴佐久神父様が言うなら実現するかも・・・と期待もしておりました。
 聖週間に入り、期日が迫ったころに伺った話では、まだまだ目標額には追い付いていないとのこと。どこかで納得していました。それでも寄付金を集めるために尽力されている方々のご苦労や、応援して下さる方々の想いが伝わり、感動さえしていたのです。

 5月も半ばを過ぎ、晴佐久神父様からお電話がありました。「約束通り、みんなの応援とこころを、直接渡しに行くよ」と。しかも目標を大幅に上回ったと聞き、一瞬、気が遠くなる思いでした。
 皆さま、本当にありがとうございました。この絆をたずさえて、明日もまた被災地を走り回ります。皆さまとご一緒に。祈りのうちに・・・。


5月31日(土)当日の写真もお送りくださいました。(クリックで拡大表示されます)
   
   

「福音の村」事務局